聖者たちの食卓

10月ブログ担当のいつかです。

えみちゃんから引続き、映画のお話を。

先日 2つ台風が上陸したのは記憶に新しいと思います。
1つ目の台風の影響で、冷たい雨と 少しずつ強くなる風の中、
友人と「聖者たちの食卓」を見てきました。

映画の舞台はインドの北西部にある、
シク教の黄金寺院ハリマンディル・サーヒブ。

ここでは毎日10万食もの食事が巡礼者、旅行者のために無料で
提供されるという。
その食事を作っている人たちは全てボランティア。
とても沢山の人が同じ空間に座り、作業を淡々とこなしていく。
たまねぎを切り続け、涙を流す人。
汗を拭きながらチャパティをひたすら焼いてはひっくり返す人。
手を泡にして食器を洗い続ける人。

ここではどんな階級、宗教の人も
一緒に座って食事を取る。
それはたとえ神でさえ。

映像はひたすら 寺院での人々の活動を映し出す。

思わずよく匂いを嗅ごうと
鼻をすんすんと動かしてしまう自分に気がつく。

膨大な量に、
人々の無駄のない規則的な動きに、
インドの喧騒に、
わたしは完全にのまれ、
一瞬くらっと眩暈を覚えるほど。

なにもかもが圧巻で、
映画が終わった頃にはお腹ではなく
のどの渇きを感じた。
絶対にお腹が空くと思っていたのに、
むしろお腹いっぱいになった気がする。

インドってすごいところだ。
そんな印象の映画でした。

きっといつか行こうと心に決めて、
南インド料理を食べに
電車に乗ったのでした。