パンチャカルマ体験

今月のブログを担当しますchicoです。今回は8月末からインドで受けたパンチャカルマのご報告をしたいと思います。

インドの伝統医療であるアーユルヴェーダは病気を予防し健康を増進し幸せな人生を送れるようにすることを目的としています。医療なので日々こういうことをすると良いという指針がありますし、各個人にあった処方をしてもらえます。

パンチャカルマとはそのアーユルヴェーダの中でも特に日々の生活で体に溜まってしまった毒素の排出やエネルギーのアンバランスを解消するための治療です。きちんとした効果を期待するならば最低2週間、食事も管理された状態でトリートメントを続けます。

私が滞在したのはムンバイから4時間ほど、プネという町に近いBSDTアーユルヴェーダ病院です。この病院はタタ財閥のサポートを受けており、ガン患者さんへの西洋医学とアーユルヴェーダの統合医療を行っていることでも有名です。

1日のスケジュールは空が明るくなる午前6時頃に用意されるハーブティから始まります。その後ヨガクラスを受けて部屋に戻るとチャイが配られ朝の回診があります。よく眠れたか食欲はあるか脈拍はどうか、この回診は朝と晩繰り返されます。お腹が張っているとか何か不調があれば個人個人で追加の処方がなされます。

午前中はオイルマッサージと各自のトリートメントがあり、その後はシャワーを浴びて休息します。ランチを食べて午後は薬草園に訪問したり、おやつの時間にはチャイや果物をいただいてゆっくりと過ごします。入院治療ですので休息をとることは大切です。晩の回診があって夕食を食べたら各自で就寝の準備です。

食事は基本的にインドのスパイス料理でベジタリアンです。食事と食べたものをきちんと消化するというのはアーユルヴェーダの基本ですので、消化のよいもの、もしくは患者さんによっては治療のための食事が提供されます。

私の場合は2週間この生活をした後、帰国後も2週間はベジタリアンの食生活を続けました。お陰でどの程度の食事量が自分に合っているのか、6味のバランスを注意深く観察するようになれました。

アーユルヴェーダもヨガも個人個人に合わせた練習や処方、トリートメントがとても大切です。人に効果があったからといってそれが自分にも100%の効能をもたらすのかはわかりません。自分の身体を隅々まで感じて観察することが何より自分を理解することを助けてくれます。

そして何気なく口にする食事が実は内面にも影響を与えて、例えば怒りっぽくなったりやる気をなくさせたりします。テレビや雑誌でこれが○○に効く!と流行ったとしても、飛びつかずにまずは観察してみましょう。神様がお造りになった人間の身体は本当によくできていて、適当な雑食をしていても消化してくれますが実は相当の負担をかけています。内臓に負担がかからなければ免疫力もあがりますし、細胞の一つ一つまで待ち足りた、真の底からの充足感がでてくるはずです。

口にするものを気をつけるのはアーユルヴェーダの教えが役にたちます。
内臓を活性化するのはヨガの動きが役にたちます。

インドで古代から伝わっている知恵には、本当にたくさんのヒントがつまっています。古代の知恵にとどまらず現代にも当てはまるのは人間の真理に沿っているからだと思います。この両方をうまく取り入れつつ、より健康で幸せな生活をおくりませんか。

*今回のパンチャカルマを主催してくれたのはアーユルヴェーダスクール/サロンのサトヴィックさんです。興味のある方は是非サイトをご覧くださいね。http://satvik.jp/