言葉に宿る魂

こんにちは 5月ブログ担当のnaokoです!
緑がきれいな気持ちのイイ季節になりましたね!(^^)!

さて、今月は私のお気に入りの小説シリーズ、夏川草介さんの「神様のカルテ」という本の紹介をしたいと思います。ヨガを練習する中で私の大きなテーマである「マットの外でもヨガを実践する!」ということのヒントを「神様のカルテ」を通してみつけられた気がする素敵な作品です。

知ってる方、読まれた方も多いと思いますが、地域医療の過酷な現場で医療に携わる主人公の医師栗原一止(くりはら いちと)の奮闘、「医療の領分は何か?」など難しい題材をユーモアあふれる魅力的な登場人物を通してほのぼのと描いたストーリーです。

小説の中に登場する人たちはみんな魅力的ですが、その中でも私が好きなのは主人公の妻、榛名さんです。医療現場を描いた小説なので、榛名さんとのシーンはごくわずかですが、彼女の優しさに心が温かくなります。

医療現場での正解のない選択に悩み、苦悩する夫 一止に榛名さんは時には優しく言葉をかけたり時には黙って隣に座って寄り添ったり、また時にはただ美味しいコーヒーをそっとさしだしたり・・・と今、相手が一番ほっとできるであろう・癒されるであろうことを察した励まし方をします。

「察する」ということ、「人の心に寄り添う」とはこうゆうことだと、一止になりきって読んでいる私は毎度彼女の優しさに涙してしまいます、そして「ヨガ的に生きる」ということを彼女の言動を通して感じるのです。

また、文章がとてもきれいでそれも読みどころ、おすすめです。
きれいな文章を読むと心があらわれますね? きれいな言葉で話す人との会話は気分が良くなります。

逆に乱れた言葉を聞くと、自分に話しかけられていなくても嫌な気分になったりしませんか?
言葉には人の気分を左右する影響力があると思います。

言葉には霊(魂)が宿っていて、言=事と考えられ「良い言葉は良いものを招き、悪い言葉は災いを招く」と古代から日本では考えられていたそうです。乱れた言葉は自分自身を傷つけること!また人を傷つけてしまうことも!

ひとりひとりが自分の言葉に責任を持って優しい気持ちを伝える手段として使っていきたいですね。

吸って吐いて・・・気持ちいい呼吸にきれいな言葉をのせてマットの外でも穏やかな気持ちで過ごせますように・・・