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二種類の内側

こんにちは。

6月に入ってしまいましたが、5月を担当するTakakoです

みなさんが普段スタジオで練習しているヨガはハタヨガです。

ハタヨガはヨガの潮流の中で唯一肉体へのアプローチを伴うヨガですが、肉体だけに留まらないことをなかなか意識することが難しいのが正直なところでしょうか。

何か不調、痛みがある場合、その原因を外側に求めてしまいがちですが、実はその多くが内側で起きる様々な滞りとされています。

内側とは二種類あって実際に目にできる内臓と、目に見えない内面です。

ハタヨガの練習が肉体(外側)に留まらないということはまさに二種類の内側、内臓と内面に働きかけるということになります。

それぞれの内臓がきちんと機能していること。その内側の内面にスペースがあること。

まさに心身ともに健康な状態でいられるようにハタヨガがあります。

食べたものが排出されなければ内臓は機能していません。

怒りや不安や焦りなどの思考でいっぱいになっていたらスペースがなくなります。

自動的にスイッチが入る思考の癖に気づきを持ち、そこを手放す。

マットの上での練習も同じで、気づきのないところに気づきを持たすために、いつものやり方を手放してみる。そんなきっかけを作るクラスをさせて頂きたいと思います。

ヨガの知恵で花粉症対策?

今回のブログを担当しますayumiです

数年前からこの季節になると鼻がムズムズしていたのですが

去年からこれはもう花粉症だと認めざるを得ない状況になりました

はい、完全に花粉症です

マスクやメガネを着用したり、洗濯物を室内干しにしたり

着る服の素材を厳選したり、薬を飲んだりとたくさんの対策がありますが

わたしがおすすめする花粉症対策はジャラネティです

ジャラネティとは

ネティポットと呼ばれる急須のような形をした専用の容器を使い

ぬるま湯に塩を溶かし、片方の鼻からそれを注ぎ入れ

反対の鼻の穴から出すというもの

そう、鼻うがいです

鼻からツーーーーっと水が流れ出るのは

ちょと面白くもありますが

とてもすっきりとして気持ちがいいです

ジャラネティをした日は、マスクをしていれば夕方位まではくしゃみは出ませんよ

コツや注意することなど

気をつけることが幾つかありますが

思っているよりも簡単で

ポイントを抑えれば全く痛みもないので

是非試してみてください

ジャラネティの手順は

体温程まで冷ましたお湯500ml程度に小さじ1杯の塩を溶かす

②膝を曲げて、背骨をまっすぐにしたまま腰から前に屈み首を捻る

上に来てる鼻の穴にネティポットの注ぎ口を差し込みぬるま湯を流し入れる

④少し待つと反対の鼻から自然と流れ出てくる

注ぎ終わってもしばらくはその姿勢で鼻腔内から完全に水分が出きるのを待つ

反対側からも同じように行います

コツは、まず口で呼吸をすること

慣れないうちは「あーーー」と声を出すとやりやすいですよ

口で呼吸をしていても反対から出にくい場合は

アゴの角度や顔の向きなどを調整してみてください

ジャラネティの後に鼻をかむときには

鼻腔に残っている水分が耳に行かないように

優しく注意深くかんでくださいね

水分が鼻腔に残ったまま長い時間横になると

中耳炎になる可能性が高くなるので

寝る直前には行わないようにしてください

普段は週に1回程度

この時期などは気になった時に行うくらいで十分だと思います

沸かしたお湯を体温まで冷ますのが大変ですか?

以前に白湯について書いたコラムがあります

それを読んだら白湯も飲みたくなると思いますので(笑)

ジャラネティを行いたい日は、その分多めに白湯を作って

体温程度まで冷まして使ってくださいね

どうでしょうか?

ちょっと注意事項が多いですか??

慣れるととても簡単なのですが

初めて行う時には指導してもらった方安心だと思いますので

クラスの前後にでも聞いてくださいね

苦手なこと

今回のブログを担当します、えみです。宜しくお願いします。

私は物事をやり始めるまで時間がかかるタイプです。どんどんやっていくタイプの方を見て、「フットワークが軽くていいなー」と思います。更にそれが、自分が苦手なことだと、徹底的に避けたくなります。そんな私ですが、昨年、苦手なことを始めました。

それは、「サンスクリット語」の勉強です。

サンスクリット語の文字をデーヴァナーガリー文字というのですが、この文字の読み書きは始めていました。デーヴァナーガリー文字をすらすら読めて、チャンティングができたらいいな、と憧れていたんです。

文字を学ぶなんて、英語のアルファベットを学んだ以来なので、かなり新鮮でした。少しずつ覚えて慣れて、馴染んでくると読めるようになるものですね。

まるで暗号を解くように面白くなってきました。読み書きができるようになって満足していたのですが、いよいよ文法を勉強することになりました。

英語を始め、語学が苦手な私が、文法を学ぶなんてとんでもないと思っていました。英語でさえ苦手なのに、なぜサンスクリット語?ですよね。できる限り避けてきたのですが、ヴェーダーンタを学ぶためには必要だとあらためて思ったので、ゆっくりでいいから、焦らずに学んでいこうと決意しました。サンスクリット語の「サンスクリット」という言葉は、「正しく成された」という意味があります。学んでみて少しずつわかってきたのですが、サンスクリット語はシステマティックな文法体系で、文法という正しい法則にそって理解していくと、頭が整理される感じなんです。文法を学ぶことで、論理的な思考法を身につける訓練をしているようです。

ヴェーダーンタは先生から言葉を通して学ぶものです。何かを教えてもらって理解する、ということは、論理的に説明されたことを、受け手である私が、ちゃんと論理に沿って考えることができないと、正しく理解することはできませんよね。私は今までそのようなことをあまり考えていなくて、「なんとなく、こんな感じ」と、漠然と、曖昧に物事を捉えていたことがなんと多いことかと気が付きました。他にもいろいろ理由はあるのですが、そんなことからも、ヴェーダーンタを学ぶためにはサンスクリット語を学んだ方がいいというのはそういうことだとわかりました。

ちなみにサンスクリット語は、日常使われている言葉ではありません。日常使う言葉は目まぐるしく変化しますが、使われていない言葉だから、変わらず伝えられてきたのだと思います。神が伝えたという言葉や、何百年前の聖人が残した言葉をそのまま読めるなんて、ワクワクします。(文章を理解するには、もっと自分の勉強と先生の解説が必要ですが)

そんなこんなで、苦手だと思っていた言葉の勉強にチャレンジしてみたら、意外と面白かったし、楽しいことがみつかりました!

自分が苦手だと思っていることって、私の過去の経験から作り上げた結論なだけで、本当は違うことってたくさんありそうですね。「苦手だから」と身構えたり、避けたりせずに、仲良くなれたらいいですね。

パンチャカルマ体験

今月のブログを担当しますchicoです。今回は8月末からインドで受けたパンチャカルマのご報告をしたいと思います。

インドの伝統医療であるアーユルヴェーダは病気を予防し健康を増進し幸せな人生を送れるようにすることを目的としています。医療なので日々こういうことをすると良いという指針がありますし、各個人にあった処方をしてもらえます。

パンチャカルマとはそのアーユルヴェーダの中でも特に日々の生活で体に溜まってしまった毒素の排出やエネルギーのアンバランスを解消するための治療です。きちんとした効果を期待するならば最低2週間、食事も管理された状態でトリートメントを続けます。

私が滞在したのはムンバイから4時間ほど、プネという町に近いBSDTアーユルヴェーダ病院です。この病院はタタ財閥のサポートを受けており、ガン患者さんへの西洋医学とアーユルヴェーダの統合医療を行っていることでも有名です。

1日のスケジュールは空が明るくなる午前6時頃に用意されるハーブティから始まります。その後ヨガクラスを受けて部屋に戻るとチャイが配られ朝の回診があります。よく眠れたか食欲はあるか脈拍はどうか、この回診は朝と晩繰り返されます。お腹が張っているとか何か不調があれば個人個人で追加の処方がなされます。

午前中はオイルマッサージと各自のトリートメントがあり、その後はシャワーを浴びて休息します。ランチを食べて午後は薬草園に訪問したり、おやつの時間にはチャイや果物をいただいてゆっくりと過ごします。入院治療ですので休息をとることは大切です。晩の回診があって夕食を食べたら各自で就寝の準備です。

食事は基本的にインドのスパイス料理でベジタリアンです。食事と食べたものをきちんと消化するというのはアーユルヴェーダの基本ですので、消化のよいもの、もしくは患者さんによっては治療のための食事が提供されます。

私の場合は2週間この生活をした後、帰国後も2週間はベジタリアンの食生活を続けました。お陰でどの程度の食事量が自分に合っているのか、6味のバランスを注意深く観察するようになれました。

アーユルヴェーダもヨガも個人個人に合わせた練習や処方、トリートメントがとても大切です。人に効果があったからといってそれが自分にも100%の効能をもたらすのかはわかりません。自分の身体を隅々まで感じて観察することが何より自分を理解することを助けてくれます。

そして何気なく口にする食事が実は内面にも影響を与えて、例えば怒りっぽくなったりやる気をなくさせたりします。テレビや雑誌でこれが○○に効く!と流行ったとしても、飛びつかずにまずは観察してみましょう。神様がお造りになった人間の身体は本当によくできていて、適当な雑食をしていても消化してくれますが実は相当の負担をかけています。内臓に負担がかからなければ免疫力もあがりますし、細胞の一つ一つまで待ち足りた、真の底からの充足感がでてくるはずです。

口にするものを気をつけるのはアーユルヴェーダの教えが役にたちます。
内臓を活性化するのはヨガの動きが役にたちます。

インドで古代から伝わっている知恵には、本当にたくさんのヒントがつまっています。古代の知恵にとどまらず現代にも当てはまるのは人間の真理に沿っているからだと思います。この両方をうまく取り入れつつ、より健康で幸せな生活をおくりませんか。

*今回のパンチャカルマを主催してくれたのはアーユルヴェーダスクール/サロンのサトヴィックさんです。興味のある方は是非サイトをご覧くださいね。http://satvik.jp/