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言葉の意味

こんにちは。5月担当のTakakoです。
新緑まばゆい、梅雨前のさわやかな日が続いていますね。
エアコンなしで窓からの自然な風や音を感じながらのスタジオでの練習は今が一番良い季節ですね。

今日は言葉の意味について。
先日、ワークショップに参加してはじめの挨拶をしたところで
「おはようございます。」の意味は?と問いかけられました。
朝、最初に会ったから「おはようございます。」と挨拶する。
と子供のころに教わり、日々の習慣になっていますね。
(以前の職場では午後に出勤しても最初は「おはようございます。」でしたが)それは「こんにちは。」も「さようなら。」も「ありがとう。」も同じかもしれません。

あまりに自然に口から出る言葉。
果たしてその意味をきちんと理解して、本心から発している言葉かなとふと考えてみます。

例えば
「こんにちは。」「さようなら。」
(諸説あるかもしれませんが)「こんにちは。」は「今日様。」いわゆる
太陽、お天道様が仰げていますから今日も元気で過ごせますね。という意味。
そのお返しが「さようなら。」そのようですね、ごきげんよう。という意味だそうです。
「ありがとう。」は有り難し、あることがかたい、滅多にない、珍しくて貴重という意味で
反対語はなんと「当たり前」。
「いってきます。」と「いってらっしゃい。」
「いってきます。」は行ってきますと帰ってくるが合わさったもの、どこに行っても
再び戻ってくるという意味。
「いってらっしゃい。」は行って、帰って来いとう意味。

こう聞けば、そうだろうなと想像つきます。でも心の底からその言葉を発しているかと
自問すると、意外と軽く口に出している自分がいます。

ヨガの学びの中で
カイカ【行動・肉体】  ヴァチカ【言葉】  マナシカ【思考】  
この3つを自分の制御下に置くことは、
正しい思考に基づいて、正しい言葉を使って、正しい行動をすること。
すなわちヨガを実践していることとあります。

自分ではそんなつもりで言ったわけではないことで人が傷つき
逆に傷ついたり、それによって何年もわだかまりや誤解があったりすること
少なからずも経験ありますよね。
そういうものは必ず身体の中に結び目を作ってしまい、いずれ不調として表れます。

日本には言霊という概念があります。
こんな風に日本の良いところをヨガによって気づかされることも多いと実感します。

日常にあるヨガ

こんにちは。12月担当たかこです。
寒い日が続いていますね、そして2014年もあと一週間少しとなりました。

今回は”日常にあるヨガ”について話したいと思います。
普段みなさんが教室で練習しているヨガは”ハタヨガ”と言います。
自分の身体を使って(ポーズなどをとること)行う練習です。
ハタヨガの練習には8つの段階が示されています。
それを”アシュタンガヨガ”といいますが、階段をひとつひとつ上るように
練習を行うことで本来の自分に到達するものです。
そしてこの身体を使う練習、”アサナ”と言いますが、この”アサナ”は
アシュタンガヨガの中の第3番目の段階となっています。
ヨガは身体を動かすものと認識されていればその前に何かあるの?
と意外に思う方もいるかもしれませんね。
実は”アサナ”を練習する前にやらなければいけないことがあるのです。

第1番目”ヤマ”
第2番目”ニヤマ”です。

一言でいうと”ヤマ”は社会的規範、”ニヤマ”は個人的規範となります。
この二つを実践して心身ともに健康であるからこそ
”アサナ”の効能が得られるというわけです。
(もう少し踏み込んだ内容にご興味があれば教室で開催される
不定期のヨガバナWSに参加してみてくださいね。)

心身ともに健康とは。
身体の痛みは自分の内側の滞りが外側に表れているものです。
内側の滞りをなくし自分の身体の声を聴く。

そんなときに本屋さんでたまたま手に取った
東大医学部救急医学の先生が書かれた【悩まない】という本。

・不要なものを手放そう
・顔や性格、人生が違えど私たちの根っこはみな同じ仲間
・心はコロコロ変わる。過去にこだわらない
・毎日生きていることが修行
・肉体は私たちの意識をのせてくれている大事な乗り物

いくつか抜粋する中でもヨガの練習と同じことが書かれていました。
視点を変えると今まで気づかなかったことに気づいたりします。
本質は不変で実はとても身近にありふれているのです。

そして最後にもうひとつ。
般若心経の現代語訳を抜粋します。
ここにもヨガの練習と同じことが書いてありました。

見えてるものにこだわるな。
聞こえるものにしがみつくな。

味や香りなんて人それぞれだろ?
何のアテにもなりゃしない。

揺らぐ心にこだわっちゃダメさ。
それが『無』ってやつさ。
生きてりゃ色々あるさ。
辛いモノを見ないようにするのは難しい。
でも、そんなもんその場に置いていけよ。

それでは良いお年をお迎えください。

奇跡の脳

こんにちは、火曜日夜クラスを担当しているTakakoです
6月担当なのにすでに月末になってしまいました・・・

最近読み終えた本についてお話したいと思います。
ジル・ボルト・テイラーさんという脳科学者が書いた【奇跡の脳】です。

【脳科学】近年、身近に耳にするようになりましたね。
メディアに科学者の方が出たり、たくさんの書籍も出版され、ドラマにもなったり。計り知れない脳の機能を少なからずもみなさんも感じていると思います。私もその一人ですが本を読んでみようとかそれ以上踏み込んでみようとは思っていませんでした。

数か月前にSNSを通じて、友人がこのテイラーさんの【奇跡の脳】を紹介しているのを知ってまずはテイラーさんが講演している動画を見ました。
その後この本を読んだのです。

テイラーさんはお兄さんが”統合失調症”と診断され、宇宙の中で生物学的に最も近い存在なのに、なぜ自分は夢を抱くことができ、それを現実と結びつけ夢を実現することができるのに、なぜ兄は夢をありふれた現実に結びつけられず妄想を抱いてしまうのか、自分の脳と兄の脳は何が違うのか、そこから研究を始めた科学者です。

ところがその脳を研究しているテイラーさん本人がある日”脳卒中”になってしまうのです。左脳で出血がおこり4時間という短い時間で、自分の心が、感覚を通して入ってくるあらゆる刺激を処理する能力を完全に失ってしまうのを見つめていたというアクシデントを経験します。

左脳は詳細に分類、分析し、その詳細を次々と比較し並び替える作業を行い、それにより”時”の概念が明確になることで瞬間は過去、現在、未来に分けられていきます。

常に脳のおしゃべりをしていて、人生の細部を何度も反芻するので色々なことを憶えていることができて、そのおかげで自分の名前や資格や住んでいるところなどが心の中でわかるのです。

右脳はというと”今”、”この瞬間”のイメージがコラージュのようにあるだけ。

その左脳機能が低下していく過程、初めて感じる右脳だけの自分。
そして科学者ならではの回復の過程が書かれています。

ヨガを学んでいる私が最も興味深かったのはこの【右脳】の働き、特質でした。
テイラーさんが左脳機能が失われていく中で感じたこと。

~脳のおしゃべりがなくなって外界との境界があいまいになり
 ただ自分が流動する細胞の集合体であることを感じ
 自分がどこから始まりどこで終わっているのかを見失う。
 しかしそこにはすべてがつながっている(宇宙)感覚があり
 それはとても美しく、豊かで幸せと感じるもの~

私のヨガの先生がよく話すこと。
~神様は必要だからそれを作った。ありのままを受け入れること。~
私たちは身体の機能として
”今この瞬間を生き、執着から解放されて、幸せになることができる”
ことをすでに持っているんですね。

こんな風にヨガが私たちの生活の中にあるということ。
簡単に思える方が難しく、難しく考えている方が実は簡単だったりするものです。

ご興味があったら是非、読んでみてくださいね。