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足るを知る

10月のブログ担当のtakakoです。

【足るを知る・知足】

ハタヨガは8段階(アシュタンガヨガ)に基づいて実践すべきとされています。
実は私たちがスタジオで練習している【アサナ】は3段階目でその前に2段階の実践すべきことがあるのです。

1段階目は【ヤマ】・・・社会(他者)に対して行うべきこと(規律)
2段階目は【ニヤマ】・・・・自分自身に対して行うべきこと(規律)

ヤマ・ニヤマを合わせて10項目の規律がありますが、1つを終えてから次に向かうということではなく、すべて同時進行しながらも最初の項目を理解し、実践ができるとおのずと関連する項目の理解が深まると言われています。

【足るを知る】(サントーシャ)は【ニヤマ】の2項目にあげられています。
足るを知るとは十分だと思うこと。充足感を感じることとあります。
”満ち足りている”とはとても幸せを感じていることですね。

例えば仕事が順調で業績も上がっているとき、目標の学校、資格試験などに合格したときなど欲しいものが手に入ったときは誰もが幸せを感じることでしょう。しかし、その欲を満たして得られた幸せがずっと続くかというとそうでもありません。その上を目指したくなり、別の物を欲したりするものです。欲にはきりがないのです。そしてその欲が満たされないとなれば失望し、過去にとらわれて未来を憂いでしまいます。

【足るを知る】とは外部の物質に幸せを求めるのではなく、内側の充足を感じることです。そして内側の充足とは決して順風満帆の時だけでなく、厳しい状況においてこそ感じること。そこには過去にとらわれた執着を手放し、今を生きること。今できること、今すべきこと今を楽しむことによって真の充足感を得られるのだと言います。

先日私はそんな【足るを知る】を実践している人に出会いました。
厳しい状況の中、彼女は今やるべきことに集中していました。
恐れや不安とは過去の経験値をもとにしてその先(未来)を考えて生まれるものです。彼女が過去にとらわれて未来を不安に思っていたのであれば私たちの前には立っていなかったでしょう。強い決断、意志をもって受け入れて、自分のなすべきことをし、今を生きている。

このヨガの学びを実践している人を目の当たりにして身が引き締まる思いでした。
私も厳しい状況の中でこそ【足るを知る】を感じることができるだろうか。
ヨガの練習はマットの上だけでなくいつでも私たちのそばにあります。
そしてマットの上の練習が日常へとつながっていくように私自身も実践し、
少しずつお伝えしていきたいと思います。

日常にあるヨガ

こんにちは。12月担当たかこです。
寒い日が続いていますね、そして2014年もあと一週間少しとなりました。

今回は”日常にあるヨガ”について話したいと思います。
普段みなさんが教室で練習しているヨガは”ハタヨガ”と言います。
自分の身体を使って(ポーズなどをとること)行う練習です。
ハタヨガの練習には8つの段階が示されています。
それを”アシュタンガヨガ”といいますが、階段をひとつひとつ上るように
練習を行うことで本来の自分に到達するものです。
そしてこの身体を使う練習、”アサナ”と言いますが、この”アサナ”は
アシュタンガヨガの中の第3番目の段階となっています。
ヨガは身体を動かすものと認識されていればその前に何かあるの?
と意外に思う方もいるかもしれませんね。
実は”アサナ”を練習する前にやらなければいけないことがあるのです。

第1番目”ヤマ”
第2番目”ニヤマ”です。

一言でいうと”ヤマ”は社会的規範、”ニヤマ”は個人的規範となります。
この二つを実践して心身ともに健康であるからこそ
”アサナ”の効能が得られるというわけです。
(もう少し踏み込んだ内容にご興味があれば教室で開催される
不定期のヨガバナWSに参加してみてくださいね。)

心身ともに健康とは。
身体の痛みは自分の内側の滞りが外側に表れているものです。
内側の滞りをなくし自分の身体の声を聴く。

そんなときに本屋さんでたまたま手に取った
東大医学部救急医学の先生が書かれた【悩まない】という本。

・不要なものを手放そう
・顔や性格、人生が違えど私たちの根っこはみな同じ仲間
・心はコロコロ変わる。過去にこだわらない
・毎日生きていることが修行
・肉体は私たちの意識をのせてくれている大事な乗り物

いくつか抜粋する中でもヨガの練習と同じことが書かれていました。
視点を変えると今まで気づかなかったことに気づいたりします。
本質は不変で実はとても身近にありふれているのです。

そして最後にもうひとつ。
般若心経の現代語訳を抜粋します。
ここにもヨガの練習と同じことが書いてありました。

見えてるものにこだわるな。
聞こえるものにしがみつくな。

味や香りなんて人それぞれだろ?
何のアテにもなりゃしない。

揺らぐ心にこだわっちゃダメさ。
それが『無』ってやつさ。
生きてりゃ色々あるさ。
辛いモノを見ないようにするのは難しい。
でも、そんなもんその場に置いていけよ。

それでは良いお年をお迎えください。