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スパイスあれこれ-コリアンダー

7月のブログを担当しますchicoです。今回もスパイスのお話です。以前にはクミンとブラウンマスタードターメリックのお話を書きましたが、今回はコリンアンダーです。

英語名のコリアンダー、タイ語でパクチー、中国語で香菜ですが、好き嫌いが分かれるかもしれませんね。インド料理やタイ料理に使われる緑の葉っぱは生食としてサラダにしたり、彩りを添えたりするために使われます。浄化作用があるといわれすっきりとした香りがありますが、その味が嫌いな人は嫌いなようです。

花が咲いて結実した実はスパイスとして使います。丸いコロコロとしたコリアンダーシードは粗挽きにしてお肉をマリネするときに加えたり、シードをひいてパウダーにしたものはとろみを加えてくれる性質があり、インド料理では基本中の基本として非常に頻繁に使うスパイスです。葉っぱの生食がダメな人も、スパイスとして入っているのは大丈夫ではないでしょうか。

コリアンダーシードはお水に一晩つけておくと翌朝はうっすらと色のついたコリアンダー水として飲用することができますが、これは体をクールダウンしてくれる効果があるので特に夏場の暑い時期にオススメです。お水につけておいた種はお庭に蒔いてもらうと発芽したりするそうですよ。

最近ではスーパーで買いやすくなりましたし、生食、スパイスともに楽しんでみてくださいね。

インド料理教室を終えて

先月に引き続き今月もブログを担当しますchicoです。

2月11日の休日に初めてインド料理教室を開催しました。お陰様で満席のご予約をいただき、皆さん身を乗り出しながらノートをとってくださいました。講師の古積先生はキッチンの中で実際に調理をしていただき、この程度の色になったらスパイスを投入します、この状態で炊飯器セットします、など説明しながらのデモンストレーションをしてくださったので分かりやすかったと思います。スパイスの香りが充満する中、程よく空腹になったところで参加者の方には実食していただきました。

実際に参加してくださった方に後から感想を伺ってみたら、お代わりするほど食べたのにお腹にもたれる感じがなかった、小麦粉を使っていないカレーなので軽くて美味しかった、お豆があんなに美味しいとは思わなかった、ホールスパイスの使い方が分かってよかった、などの声が届きました。お伝えしたいインド料理の良さが伝わったようで、本当に嬉しく思っています!

そして古積先生からはスパイスのプレゼントもあり、これがあれば一からスパイスを揃えなくて済むし復習もすぐにできる!という素晴らしい気配りでしたね〜〜。実際にもう何度もメニューを作って復習なさった方もいますし、もしも作り方で疑問点がでてもいつでも質問を受け付けてますので、お気軽におっしゃってくださいね。また作ってみたいメニューなどもあればリクエストしてください。

最後はチャイをつくってお配りしました。インドのお料理にはお砂糖を使うことは少ないです。反対に和食は煮物や照りをだすために案外たくさんのお砂糖を使いますよね。その代わりインドで飲むミルクティーのチャイはとても甘いです。それがスパイス料理の後だと不思議とマッチするんですよ。和食は食事に甘さがあるからか、最後は緑茶などのさっぱり味でしめることが多いですね。この時は生姜、カルダモン、ネパール山椒をいれたマサラチャイにしましたが、この使うスパイスも季節やその日の気候などに合わせて色々変化させると面白いです。

食べることもヨガの練習も毎日毎日の繰り返しです。だからこそ基礎からしっかり着実に練習を積み重ねて、美味しく愛情のこもった食事をとりながら、ヨガの練習も深めていって欲しいと願っています。また、こうしたお料理企画を続けたいと思ってますので、今回参加された方もされていない方も是非次回お会いしましょう!

 

スパイスあれこれ-ターメリック

1月のブログを担当しますchicoです。今回も前回に引き続きスパイスのお話です。

IMG_8058ターメリックといえばかなりメジャーなスパイスだと思います。お料理に使うのは黄色の粉末が一般的で、肝臓に良いとしてお酒を飲む方は酒席の前後で市販のウコンドリンとして取る方も多いと思います。そして食欲を大いにそそるあの黄色の色彩はカレーには欠かせませんね。また、30日に放送された世界ふしぎ発見をご覧になった方は覚えているでしょうか、眉間にターメリックを塗ったりしてましたね〜

このターメリックの効能は肝臓に限っただけではありません。殺菌効果が高いので、例えばキッチンで包丁を使っていてうっかり切り傷を作ってしまったら、パウダーを傷口に振りかけてしまいましょう。もともと食べ物ですので安全に殺菌できます。

味としては苦みがありますので、お料理に使う場合はめったやたらにいれないこと。色素は脂溶性なので油とうまく混じり合わせることが大切です。

そして、カレーを食べていてうっかり洋服にシミを作ってしまって困った!という経験を持つ方も多いかと思います。特に白いシャツに黄色のシミというのは目立ちますよね。面白いことに、黄色の色素成分クルクミンは、上記で書いたように脂溶性なので水には溶けにくいですが、日光(紫外線)には弱い性質があります。ですので、洗濯したらお日様によくあてると消えていきます。これを知っておけばカレー食べるのも怖くないですね~

ターメリックは肝機能を高めたり、浄化作用があったり、殺菌作用があったり、その効能がとても大きいスパイスです。その効能の大きさから、米国のある企業が特許として独占しようとしていたという話もあるそうです。スパイスは身体の作用を調えてくれる効果のある自然からの贈り物ですので、何か調子が悪いなぁと思ったら市販のお薬にばかり頼らずに、こうしたスパイスをうまく取り入れてみてくださいね。

こんなスパイスを使ったインド料理教室を2月11日木曜祝日に開催しますよ!現在、ヨガWSは満席となっていますが、お料理教室はあと若干名ご予約いただけます。一度作り方をみれば、あとはお家で色々とアレンジしてもらえると思います。単発のお料理教室ですので受講しやすいと思いますし、インド料理に興味のある方にはとてもおススメです。興味のある方は是非お早めにご予約くださいね~、お待ちしてます!

スパイスあれこれ-クミンとブラウンマスタード

7月のブログを担当しますchicoです。前回まではアーユルヴェーダのドーシャ(話1はカパ話2はピッタ、話3はヴァータ)のお話を書いてきました。アーユルヴェーダでは消化の良い食べ物を摂取することを勧めていますが、今回からはその食べ物にかかせないスパイスのあれこれを書いてみたいと思います。

インド料理に使われるスパイスは様々な効能を持っています。素材の持っている美味しさを引き出したり、消化を良くするように助けてくれたり、身体の熱をあげたり、ドーシャを整えてくれます。

食事を作る際にスタータースパイスといって、油を熱したら最初に入れるお決まりのスパイスがあるのですが、それがインドの中でも北と南では違ってきます。北インドはなんといってもクミン。フライパンに油を温めたら少量のホールのクミンをいれてみます。周りがはぜるようになっていれば油が適温ですので、残りのクミンを投入して全体から良い香りがたつのを待って次の食材を加えていきます。

とても簡単なクミンを使ったお料理として、クミンをはじけさせてそこに火を通して食べやすく切ったじゃがいもを加え塩コショウで味付けするだけで、インド味の副菜の出来上がりです。

クミンはナイル川上流に原生していた暑い気候に適したスパイスで消化に役立ちます。ドーシャではピッタとカパを減らします。クミンティーにして飲むこともオススメです。ホールのクミンをしばらく煮出して茶漉しでこすだけですが、飲みにくければ黒糖などの甘みを加えてもいいと思います。

南インドではスタータースパイスといえばブラウンマスタードが主流です。こちらも油が適温になっているか確かめてから投入します。しばらくするとパチパチいって小さな粒がはじけてきます。この時フライパンのまわりに思い切り飛んできて顔などに当たると痛いので注意が必要!ですが、これだけでなんとも言えない香ばしさが料理に加わります。また、南インドではココナツオイルを使うことも多いので、ココナツオイル+ブラウンマスタードも料理に深みを加えてくれます。ブラウンマスタードの原産地はインドで、ホワイトマスタードの一種は和辛子です。

南インドの野菜炒めといえばココナッツオイルにブラウンマスタードをはじけさせ、あればヒーングとカレーリーフ、ココナッツフレークも加えたいところですが、初めての方ならばそれもなしで一口大に切ったお野菜を炒めて塩コショウしてみてください。クミン味の副菜と全く味が違うインド味が出来上がります。

インドのお母さんたちは、気候や家族の体調に合わせて日々の料理に使うスパイスを変えるそうです。寒ければ黒胡椒や生姜などの身体を温めるスパイスを使ったりするのは理にかなってますよね。インド料理というと敷居が高くなるかもしれませんが、簡単な1種類か2種類のスパイス使いから取り入れるのは簡単で、しかもそれで体調が整うならばいうことありません。気になった方は是非取り入れてみてくださいね!
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