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白湯

こんにちは、マニカイントラブログ2月担当のayumiです。

今回は【白湯】についてのお話したいと思います。

雑誌やネットなどでも、白湯が取り上げられている記事をよく見ます。
googleに【白湯】と入力するだけで、
デトックス、ダイエット、便秘改善、美肌や美容、冷え症解消、などなどなど
よさそうな効果が、たくさんたくさん出てきます。

たくさんのよさそうな効果については、雑誌やネットにお任せするとして
今回は、アーユルヴェーダの視点から【白湯】のお話をします。

アーユルヴェーダで白湯は『魔法の飲み物』とまで言われることがあります。
なぜ、ただのお湯のような白湯が魔法の飲み物なのでしょうか。

まずは、アーユルヴェーダの基礎知識を少し。

アーユルヴェーダでは、ドーシャという3つの性質があると考えられています。
それは、それぞれ「ヴァータ(vata)」「ピッタ(pitta)」「カパ(kapha)」と呼ばれています。
※詳しくは、chico先生の記事へ→【ヴァータ】【ピッタ】【カパ

この3つのドーシャそれぞれが調和している状態が、健康で良いとされています。
白湯は、全てのドーシャを含んだ完璧に調和のとれたものなのです。

ただのお湯が、完璧な調和?!?!

そうなんです、『ただのお湯』と『白湯』はとても似ているけれど、全く違うものなのです。
完璧に調和のとれた魔法の飲み物、【正しい白湯】の作り方を紹介しますね。

正しい白湯の作り方

①汲み立ての水をやかんにたっぷりと入れる
②水を入れたやかんに蓋をして強火にかけ、換気扇のスイッチをON!
③沸騰したら蓋を開け、ブクブクと煮立つくらいの火加減する
④そのまま10~15分ほど沸かし続ける

はい、完成。

簡単ですね(笑)

さて、この簡単な【正しい白湯】どんなふうに完璧な調和が取れているのか考えてみましょう。

3つのドーシャの代表的なエレメント、ヴァータ(風)、ピッタ(火)、カパ(水)
【正しい白湯】は、この「風」「火」「水」が完璧な調和をしているのです。

まずは「水」
汲み立ての水道水、またはそれを浄水したものがいいでしょう、
ペットボトルの水はなるべく避けましょう。
やむを得ずペットボトルの水を使う場合は、日本産の水にします。

次は「火」
電気ポットやIH調理器などではなく、ガスなどの火を使うようにしましょう。
これで「火」のエレメントを足します。

そして「風」
換気扇を回し、ブクブクを水蒸気が上がっている状態を10~15分保ちます。
ここで「風」のエレメントを足しています。

これで、完璧な調和のとれた【正しい白湯】になります。

次は、白湯の正しい飲み方について

がぶがぶとたくさん飲む必要はありません。
飲める温度(80℃~50℃程度)まで冷ましたものを、すするようにゆっくりと飲みます。

暑い時期や、ピッタが乱れていると感じる人は、熱過ぎるものを飲まないように気を付けます。
寒い時期や、冷えを感じたり、体が重く感じる人は、少し熱めの温度がいいと思います。

朝、起きてコップに1杯(150cc程度)、食事中にそれぞれ1杯ずつ
食間にも少しずつ飲んでも構いません。

朝、白湯を作り、朝飲んだ残りを保温ポットに入れて持ち歩き
一日かけて飲むくらいが丁度いいでしょう。

冷めた白湯は温めなおさず、また新しく作るのが良いとされます。
(ドーシャのバランスを考えればなぜかはわかりますね!)

飲み始めの最初のうちは、ただのお湯のように味気なく感じる白湯ですが
飲み慣れてくると(ドーシャのバランスが取れてくると)ほんのり甘く感じるんですよ!

アーマ(毒素)が溜まっていると、白湯がまずく感じそうです。

さあ、さっそく正しい白湯を作って飲んでみてください。
どんな味がするでしょうか?

とても手軽に生活に取り入れられる、白湯
ぜひ、みなさんも今から生活に取り入れてみてくださいね。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。
正しい白湯がどんな味がしたか、是非クラスの時に教えてくださいね!

では、またクラスでお会いできるのを楽しみにしています。

アーユルヴェーダの話-ヴァータドーシャ

2015年最初のイントラブログを担当しますchicoです。前回と前々回の続きとして今回はヴァータに関して書いてみようと思っています。アーユルヴェーダの話1はカパ話2はピッタでしたので、続けて読んでいただくと分かりやすいですよ。

さてヴァータは空間を移動する風が象徴されるように、物を動かして変化を起こします。とても軽くて不規則です。例えば台風などの強風はヴァータを乱すと言われています。過度な動きが影響してしまうのですね。

その結果どうなるかというと例えば乾燥が進んだり、落ち着きがなくなったり、冷えがおこったりします。銭湯などで湯上りに暑くて脱衣場にある大型の扇風機にずっと当たってると想像してみてください。最初は気持ちいいですが段々と肌はカサカサに、手足も冷えてくると思いますがそれと全く一緒ですね。そして現代の生活、特に都会ではとても忙しく生活している人が大半だと思いますが、動きまわりすぎることでやはりヴァータを乱します。

病気の大半はヴァータ由来によるものだと言われていますので、特にヴァータを乱しがちな現代人はケアすることがとても重要です。食べ物でいえば「甘味」「酸味」「塩味」をとることでヴァータを減らすことができます。ヴァータが乱れているときに、ヴァータの性質の食べ物、たとえば軽いもの、冷たいもの、乾燥しているものを食べると余計に乱れがひどくなります。軽くて乾燥しているお煎餅をボリボリ手放さずに食べているとしたら、すでにヴァータが乱れているかもしれません。

今日も日中は強い風が吹いていてヴァータが乱れやすい環境でした。こういう時には家の中を暖かくしてゆったりとした気分で油分を含んだ温かいスープ(これは乾燥、冷たい、軽いの反対の性質をもちます)などをとるようにしたり、温めたゴマ油でオイルマッサージをするとヴァータケアになります。

早いもので明日から2月。寒さは本番ですが、体の中で一番大切な内臓を冷やさないようにして暖かくして過ごしていきましょう。食べ物は毎日摂るもの、それで身体ができています。アーユルヴェーダの知恵も取り入れていただけたらとても嬉しいです!

アーユルヴェーダの話−ピッタドーシャ

7月のブログを担当しますchicoです。今回は前回からの続きでヴァータドーシャのお話を、と思ったのですが、これだけ暑くなってきましたのでピッタドーシャのお話をしたいと思います。前回のお話忘れちゃったよ!の方は是非こちらで復習がてら読んでみてくださいね。

5大元素の「火」を象徴するピッタ、1番分かり易いのは消化の火かもしれません。私達は食物を食べることで薪を体内にくべて、消化の火がそれをうまく燃やしてくれています。しかしピッタドーシャがアンバランスで炎が強過ぎたり弱過ぎたりすると、うまく薪を燃やすことができません。結果として未消化物がたまったり毒素が体内に残ったりします。このように消化や代謝を司るのがピッタです。

例えば、日本の真夏は暑いですよね。暑さは熱でもあり、ピッタを乱す原因でもあります。そこに暑いからといって冷たい飲み物や食べ物ばかり摂取していると、消化の炎に水をさすようなものですから消化力が落ちて代謝が上手くいかなくなります。ちなみに、胃は37度前後でいることが1番ご機嫌なんだそうです。冷たい飲み物ばかりではご機嫌に仕事してくれないのがお分かり頂けるかと思います。

ではどうやって熱をクーリングさせるかというと、温度として冷たいのではなく、冷性のものをとるようにすることです。例えばバラや白檀などは冷性なので、暑い外出先から帰宅したらローズウォーターを吹き付けてみたり、部屋で白檀のお香を焚くのは効果的です。食べ物でいえば甘み、苦み、渋みを取ること。甘い果実などは水分も沢山とれるし、茄子、苦瓜、葉物野菜、豆類、緑茶などがバランスをとってくれます。

ギーというバターを精製して作る油も冷性です。本来はフレッシュなミルクから作るものですが、無塩バターから作ることもできます。外界からの情報を取り入れる目もピッタの座なのですが、市販の製品などを使って目の周りを暖めると余計にピッタを乱してしまいます。そういう場合はギーをまぶたの周りに軽く塗って寝るのがお勧めです。

今年の夏も暑くなりそうですので、うまくピッタと付き合って夏バテしらずの消化の炎を保って食欲の秋を迎えましょう!

アーユルヴェーダの話-カパドーシャ

皆様、こんにちは。2014年1月も明日が最後ですね。早い!と思ってるのは私だけではないと思います。さて、今年も宜しくお願いしますw

今年からこのサイトでこれまでお知らせしてきた連絡事項の他に、manika yoga projectのインストラクターで毎月1人がブログの担当をすることになりまして、初回は私chicoから始まります。内容はインストラクターそれぞれなのでどうぞお楽しみになさってください。

私はヨガの練習の他にアーユルヴェーダの実践も行っていますので、今回はアーユルヴェーダのお話をしようかと思います。アーユルヴェーダとは「生命の科学」というサンスクリット語です。なんとなくオイルを額に垂らすとかマッサージのイメージをもたれている方もいるかもしれませんが、それは全体からみたらほんの一部分に過ぎないほどの、インドで発達した壮大な知識の集積です。

アーユルヴェーダではこの世の中にある物質、人間も動物も土、水、火、風、空という5大元素(pancha mahabhootas)で構成されていると考えています。そして、この5元素をもとに組み合わせたドーシャという考え方がベースとなっています。おおまかにいうと土+水のカパ(kapha)、火のピッタ(pitta)、風+空のヴァータ(vata)という3種類のドーシャです。

私たちは生まれた時にそれぞれですでにオリジナルな体質が決まっていて、例えばピッタドーシャが優位な人やヴァータカパドーシャというように複数の組み合わせの場合もありますし、まれに3種類のドーシャが同じ比率のトリドーシャという場合もあります。オリジナルな体質を理解することで、生来の気質や傾向を知る事ができますし、バランスをとるためにはどういうことに注意したら良いのかケアすることができます。ちなみに、ドクターがドーシャを判断するのは脈診によってです。すごい技能ですよね。

ケアの仕方の例として、食べ物があります。普段私たちが口にする食べ物によってはドーシャを乱してしまう訳ですが、例えば、お菓子類、砂糖類や納豆、山いも、餅などの粘り気のあるもの、ヨーグルトや乳製品、魚、豚肉などはカパを乱すとされている一例です。カパは土+水の組み合わせですから重たいという性質と粘液系の性質となり、上記のような食べ物を過多に摂取してカパが乱れるとむくみや無気力、怠慢さがでたり、粘液系、呼吸器系の症状がでると言われています。特に1月はお正月でご馳走続きだったり、2月はバレンタインもあってチョコレートなどを普段よりも食べていたりすると、身体の中に溜め込んだカパが春になって花粉症の鼻水としてでてくるという訳です。

こう書いているとカパは悪者一方のような感じですが決してそんなことはなく、カパが安定している場合は3日坊主とは正反対の、しっかりと地に足をつけて粘り強く継続する力が生み出されます。カパを落ち着かせるためには運動が良いとされています。カパは重いという性質から、ついつい身体を動かすことが面倒になり怠慢になりがちですが、少し汗をかく位のしっかりとした運動を習慣つけると良いと思います。ヨガの練習でいうならば、まったり系よりはフロー系のクラスがお勧めです。特にカパが乱れ易い今の冬の時期は、しっかり身体を動かして身体の芯から暖めるのが理にかなっていると思います。

どっしりとしたカパの反対にあるのがヴァータドーシャです。風+空の組み合わせのヴァータは軽いという性質があり、病気の大半はこのヴァータが原因となっているそうです。ですので、次回の担当ではヴァータのお話を書きたいと思います。