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アーユルヴェーダの話−ピッタドーシャ

7月のブログを担当しますchicoです。今回は前回からの続きでヴァータドーシャのお話を、と思ったのですが、これだけ暑くなってきましたのでピッタドーシャのお話をしたいと思います。前回のお話忘れちゃったよ!の方は是非こちらで復習がてら読んでみてくださいね。

5大元素の「火」を象徴するピッタ、1番分かり易いのは消化の火かもしれません。私達は食物を食べることで薪を体内にくべて、消化の火がそれをうまく燃やしてくれています。しかしピッタドーシャがアンバランスで炎が強過ぎたり弱過ぎたりすると、うまく薪を燃やすことができません。結果として未消化物がたまったり毒素が体内に残ったりします。このように消化や代謝を司るのがピッタです。

例えば、日本の真夏は暑いですよね。暑さは熱でもあり、ピッタを乱す原因でもあります。そこに暑いからといって冷たい飲み物や食べ物ばかり摂取していると、消化の炎に水をさすようなものですから消化力が落ちて代謝が上手くいかなくなります。ちなみに、胃は37度前後でいることが1番ご機嫌なんだそうです。冷たい飲み物ばかりではご機嫌に仕事してくれないのがお分かり頂けるかと思います。

ではどうやって熱をクーリングさせるかというと、温度として冷たいのではなく、冷性のものをとるようにすることです。例えばバラや白檀などは冷性なので、暑い外出先から帰宅したらローズウォーターを吹き付けてみたり、部屋で白檀のお香を焚くのは効果的です。食べ物でいえば甘み、苦み、渋みを取ること。甘い果実などは水分も沢山とれるし、茄子、苦瓜、葉物野菜、豆類、緑茶などがバランスをとってくれます。

ギーというバターを精製して作る油も冷性です。本来はフレッシュなミルクから作るものですが、無塩バターから作ることもできます。外界からの情報を取り入れる目もピッタの座なのですが、市販の製品などを使って目の周りを暖めると余計にピッタを乱してしまいます。そういう場合はギーをまぶたの周りに軽く塗って寝るのがお勧めです。

今年の夏も暑くなりそうですので、うまくピッタと付き合って夏バテしらずの消化の炎を保って食欲の秋を迎えましょう!