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奇跡の脳

こんにちは、火曜日夜クラスを担当しているTakakoです
6月担当なのにすでに月末になってしまいました・・・

最近読み終えた本についてお話したいと思います。
ジル・ボルト・テイラーさんという脳科学者が書いた【奇跡の脳】です。

【脳科学】近年、身近に耳にするようになりましたね。
メディアに科学者の方が出たり、たくさんの書籍も出版され、ドラマにもなったり。計り知れない脳の機能を少なからずもみなさんも感じていると思います。私もその一人ですが本を読んでみようとかそれ以上踏み込んでみようとは思っていませんでした。

数か月前にSNSを通じて、友人がこのテイラーさんの【奇跡の脳】を紹介しているのを知ってまずはテイラーさんが講演している動画を見ました。
その後この本を読んだのです。

テイラーさんはお兄さんが”統合失調症”と診断され、宇宙の中で生物学的に最も近い存在なのに、なぜ自分は夢を抱くことができ、それを現実と結びつけ夢を実現することができるのに、なぜ兄は夢をありふれた現実に結びつけられず妄想を抱いてしまうのか、自分の脳と兄の脳は何が違うのか、そこから研究を始めた科学者です。

ところがその脳を研究しているテイラーさん本人がある日”脳卒中”になってしまうのです。左脳で出血がおこり4時間という短い時間で、自分の心が、感覚を通して入ってくるあらゆる刺激を処理する能力を完全に失ってしまうのを見つめていたというアクシデントを経験します。

左脳は詳細に分類、分析し、その詳細を次々と比較し並び替える作業を行い、それにより”時”の概念が明確になることで瞬間は過去、現在、未来に分けられていきます。

常に脳のおしゃべりをしていて、人生の細部を何度も反芻するので色々なことを憶えていることができて、そのおかげで自分の名前や資格や住んでいるところなどが心の中でわかるのです。

右脳はというと”今”、”この瞬間”のイメージがコラージュのようにあるだけ。

その左脳機能が低下していく過程、初めて感じる右脳だけの自分。
そして科学者ならではの回復の過程が書かれています。

ヨガを学んでいる私が最も興味深かったのはこの【右脳】の働き、特質でした。
テイラーさんが左脳機能が失われていく中で感じたこと。

~脳のおしゃべりがなくなって外界との境界があいまいになり
 ただ自分が流動する細胞の集合体であることを感じ
 自分がどこから始まりどこで終わっているのかを見失う。
 しかしそこにはすべてがつながっている(宇宙)感覚があり
 それはとても美しく、豊かで幸せと感じるもの~

私のヨガの先生がよく話すこと。
~神様は必要だからそれを作った。ありのままを受け入れること。~
私たちは身体の機能として
”今この瞬間を生き、執着から解放されて、幸せになることができる”
ことをすでに持っているんですね。

こんな風にヨガが私たちの生活の中にあるということ。
簡単に思える方が難しく、難しく考えている方が実は簡単だったりするものです。

ご興味があったら是非、読んでみてくださいね。